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いつも新鮮な魚が水揚げされる港。 国内にある漁港の中でもここ、食糧生産地帯がある鍋上地方の港が一番規模の大きな漁港になります。 港には猫が一杯。 漁から戻ってきた漁師さん達が魚を分けてくれるので、漁船が戻ってくると我先にと猫が集まってきます。 漁師さんたちは魚を水揚げしたり水産センターに運ぶ合間に小さな魚を猫達に差し入れてくれます。 |
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港の沖には防波堤があり波から陸を守っています。小さなメガネ灯台はその防波堤の一つにあります。 メガネ灯台はライトのところが眼鏡になっています。 その姿だけでも楽しいのですが、夜、灯台に明かりが点った姿は格別。 眼鏡からほとばしる力強い明かりはまるでビームのようでとてもわくわくします。 国民はみなこの眼鏡ビームが大好き。子供も大人も眼鏡が光るとみんなおおはしゃぎです。 メガネ灯台は昼の姿だけじゃなく夜の姿も私たちを楽しませてくれるのです。 この角度では背面が見えませんが…実は真裏にもう一つ眼鏡があります。 そう、メガネ灯台はダブル眼鏡だったのです!!! あえて、あえてここではお見せ致しません!! メガネ灯台のダブル眼鏡っぷりは現地で生でご覧下さい。 もちろん背面の眼鏡からもビーム…じゃない明かりが光っています。 明かりと共に眼鏡がぐるぐる回る様子をお楽しみ下さい。 鍋の国にはもう一つ有名な灯台があります。 向こうに見える葱島には「めがにゃんこ灯台」があるのです。 港から観光船に乗って葱島に渡ってみましょう。 |
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めがにゃんこ灯台はその名の通り、眼鏡をかけた猫がてっぺんにいる灯台です。夜になるとメガネ灯台と同じく眼鏡の部分が光ります。こちらはダブル眼鏡ではありませんが、季節ごとにおめかしをします。 クリスマスにはサンタ帽をかぶり、お正月には鏡餅。 こどもの日には新聞紙で折った兜、夏には麦わら帽子と水泳帽を週替わりでかぶります。この帽子の取替えは、政府の許可を得た「葱島のめがにゃんこ灯台を守る会」のボランティアによって行われます。被り物ですので強い風が吹くと灯台から外れ、吹き飛んでしまう危険性があります。そこで気象庁の全面協力により、強風の吹く恐れがあると予報が出るとすぐに守る会に連絡が入り、一時的に帽子は撤去され危険を未然に防止しています。 南国の鍋の国で、夏の暑いときに週ごとに帽子を取り替えるのは大変な手間と労力が必要になります。ですが彼らはこのにゃんこ灯台が大好きなので、灯台を見に島を訪れる人たちに楽しんでもらうために、何より島のみんなに喜んでもらうために暑い中、一生懸命被り物を取り替えるのです。 さらにお祭りの時には灯台自体がライトアップされ、華やさを演出します。 小さなメガネ灯台とめがにゃんこ灯台。 あなたはどちらの眼鏡…いえ、灯台がお好みですか? |
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お腹が空いたら葱島で浜鍋をしよう!⇒ |