共和国共同の経済政策:各国の経済対策

 経済対策の基本案以外の経済対策は各国により事情が変わってくる。例えば価格を統制した後の自由化のタイミングもその物や各国で最適のタイミングは変わってくる。このように各国の国の事情に合わせた経済対策も必要となってくる。


経済対策チームは、各国が行おうかと考えている自国向け経済対策案を一度集めることにした。
事前に内容を専門家が精査することで、良いところを伸ばしたり、悪くなりそうな所は注意を促すことができるためである。

集まった各国の案は以下のとおりである。


01:るしにゃん王国
るしにゃん王国では、もとより長い間貨幣経済から離れて発展していた経験があり、そのノウハウを活かすことで再び貨幣経済への復帰を果たすことができるものと考えられます。
既存の物々交換による流通の殆どは成立していると思いますが、流通量の拡大、物資不足改善のために、国庫を開放して政府を流通の拠点として機能するようにします。
また交換する物資がない者には、国への貨幣でのみ返済できる負債と共に一定量まで無償供与するものとします。

そして貨幣経済を緩やかに普及していく手法として、物々交換では取引の成立が難しい商品やその流通を支援していこうと思います。
具体例としては国内あるいは国外で珍しい物品の輸出入を始めとする流通事業や、日々の糧との交換だけでは支払いにくい非常に高級な商品の取り扱いです。
これらには関税率の引き下げ、二次貨幣としての貴金属・宝石の利用とその保証、輸出入・流通業界の運営費用への貨幣を用いた支援や取引などを行うことで、その業界を中心とした貨幣の普及を狙います。
その他には、貨幣利用時の減税、国が公募する公共事業を増量し貨幣でのみ取引するという手法も貨幣経済の形成を支援するものとして検討しています。


02:akiharu国
1:藩国内では物々交換経済をある程度認める。
  (元々、カマキリや猫はその側面が強いはずなので移行に関しては問題ないと考えられる)
  このとき、交換レートに関しては学校要塞の経済学者の意見を踏まえ、
  不公平が発生しないように設定する。

2:物々交換にも参加できず、生活が難しい世帯には必要最低限の生活物資配給を行う。
  食料の調達については国民の有志から協力をつのる。
  ただし、食料を狩りすぎて自然を壊さないように注意する。

3:公共交通機関に関しては貨幣経済制を維持する。
  元々akiharu国にはカマキリの飛行など国民による単独移動手段が多く、
  公共交通機関は外国からの来客に使われる事が多いため、
  共通通貨であるにゃんにゃんによるシステムを維持しなければ立ちゆかないと考えられる。

4:経済情勢が落ち着き次第、徐々に貨幣経済の復権を行う。
  具体的には生活必需品を除く娯楽・嗜好品や、
  他国との取引は貨幣を基軸に経済を回していく。

5:火星との市場取引は元々宇宙に打ち上げられる物資量にも限度があるので、
  貨幣経済を主軸に行っていく。ただし、火星側から物資提供の要望があった際はこれに限らない。


03:FEG
 FEGを含む共和国で進行しているインフレーションに起因する貨幣の信用低下、それに伴い貨幣経済崩壊の予兆が見られる状況に対し、FEG政府においては、以下の段階に分けた国内経済政策案の策定を行いました。
 策定された経済政策案は、共和国各国から集まった経済専門家により手直しを施された後、早急に実施される予定です。

1.国庫より食料や燃料などの生活必需品等を開放、配給制とし、FEG政府中心で物流統制を行い、国民生活の安定を図る。

2.FEG政府が国民に対し、インフレ対策を考慮した適性貨幣にて生活必需品等の売却を行うことにより、FEG国内で流通する貨幣に対し、FEG政府が後ろ盾となり信用価値を付与する。
 なお、売却においては、FEG政府が適正な価格水準を決定する。また、FEG政府から売却された物品の転売等により不当な利益を得ることができないよう、内政執行部隊、治安維持部隊による調査・監視を行うこととする。

3.生活必需品を中心に、貨幣による適正な価格水準が形成されたと判断されたら、段階的に配給制による物流統制を廃止し、市場経済による価格形成にゆだねることとする。

4.貨幣による適正な価格水準が形成されるまでに必要な食料や燃料などは、国庫からの拠出を基本とするが、残高の減少時には、聯合国各国間で物資の融通を行うこととする。これらは、FEGへの経済一極集中を回避することも考慮し、可能範囲にて緊縮財政にて運用することとし、各国に支援を求めるものである。

5.物流統制の廃止時期については、国内外の状況、デフレーション対策なども考慮した上で、大統領府と調整したうえで決定するものとする。

04:海法よけ藩国
海法よけ藩国におきましては、当面の経済政策としては、生活必需品を配給および統制価格で保証し、生活を安定させていきます。その中で、徐々に貨幣経済を安定させてゆきます。

中長期的には、ドックでの造船、メガフロート事業を基盤としつつ、国民の定期的な異国訪問に対応した産業や就業形態を確立し、より安定した経済活動を目指します。

以上の2点について、専門家の知見をいただきつつ、各国と協力しあうことで達成を目指します。

05:鍋の国
●配給制度、統制価格導入
・生活に最低限必要な燃料や普通の食料、薬(薬については申請が必要)などの生活必需・ライフライン系統は一定量まではしばらく配給制とする。
・一定以上得るには、資金での購入の場合にのみ応じる。(病人や怪我人、高齢者、妊婦や幼い子供などに対しては追加配給相談に応じる)
・これら物資の民間での価格については物々交換を認めた上で統制価格をとる。
・国が運営している公共施設や公共交通機関などの公共料金は、資金のみ使えるようにする。
・税金は貨幣で納められる。

まずは配給と物納で市場経済が止まらないようにする。植物との均衡関係にも注意する。
ある程度落ち着いたら貨幣の信用をあげるべく徐々に以下のようにシフトする。

●資金の流通量と価値を上げる
・企業は、労働者への報酬は資金と現物支給の割合をおよそ半々とし、労働者は労働報酬は現物支給と資金のおよそ半々を受け取るようにする。この時、現物支給・受給に割合が大きく偏ってはいけない。
・企業やお店は商品やサービスを提供する際、その料金は物納(物々交換)のみで応じることはせず、資金での取引もしなくてはならない。
・これらの価格に関しては経済専門家との協議のもと統制価格とする。
・貨幣がきちんと使える場を指定・提供することで、貨幣価値を付ける。
・貨幣価値が戻っていくにつれ、価格帯、現物支給と資金報酬の割合は一定期間おきに調整を入れ、徐々に貨幣取引の形にしていく。

●緊縮財政の実施
・経済を安定させるため、緊縮財政を実施します。

●お金の価値についてのPR活動企画案
王猫様が時折商店街に赴き、おこづかいでおやつ(猫缶や練り物など。民間の統制価格で買いやすく安いもの)を購入していただき、お金でモノが手に入る、という、お金の本来あるべき姿をPRする。
この時使用する王猫様のお小遣いは、広報や企画などでご出演いただいたり公務などで頑張られた際に得られるごほうびの1つであり、いわば王猫様が働いて得たお給料である。
(王猫様は普段猫缶や竹輪など現物支給も多いが、お金で購入できれば結果それらは得られるので、この広報大使を務めている)
なお、このPR活動で重要なのは、王猫様は商品を無償で得ることはせず、きちんとお金を支払う・店側はそれに応じる、という当たり前の関係図を築くことである。
ちなみに店側が応じなければ王猫様がしょんぼりすることになるが、きちんと応じれば国民は王猫様の喜ぶお姿が見えるので、鍋の国民性的に企画としてはうまくいくという予想。
各種精査宜しくお願いします。

06:レンジャー連邦
レンジャー連邦では、以下の経済対策を考案しております。
インフレの加速によって困窮が推測される経済的弱者の保護と、
インフレの緩やかな収束を目指したものです。

【1.生活必需品の配給と一部買い上げ】

燃料、食料等の生活必需品については、大統領府の方針にのっとり、
統制価格での交換・販売を行います。
また、直接のライフラインに関わる部分は、国庫解放での配給も行います。
統制解除の時期についても、大統領府並びに経済専門家チームの判断を仰ぐものとします。

上記に加え、嗜好品や衣類等の一部商品については、
前年度取扱量の2割を上限に、政府が定価にて買い取り・販売を行います。
※政府が流通の間に入ることで、適正価格の指標を示し、不当なつり上げを抑止することがねらいです

【2.増税と一部の金利引下げ】

需要過剰の打開とだぶついた貨幣の回収のため、
福利厚生関連並びに消費税以外の税の増額を行います。
※低所得者に強く影響する福利、物価の上昇に直接つながる消費税については増税は行いません
※増税は累進的・段階的に行います
※需要と供給のバランスが回復次第、また段階的にもとの税率に戻すものとします

また、金利についてはこれ以上の引き上げを行わず、
上がりすぎた一部の金利については引き下げを行います。
これにより、回復傾向にある景気を増税によって急激に刺激することなく、
緩やかな需要収縮を目指すものとします。

10:世界忍者国
 世界忍者国では、現在労働力を補うために農業機械を活用しているが、この燃料の調達が経済発展を圧迫しているという問題がある。このため、本国では1.燃料生産を強化して燃料の自給自足率を高める(燃料工場のHQ化に取り組み中※1)と共に、2.代用燃料技術を発展させて産業化を図る(※2)。3.さらに、食糧生産を強化して(※3)、食料自給率を維持する共に代用燃料生産を高める。4.また、これらとは別に、大運動会などのイベント(※4)を駅ビルコンベンションセンターなどと連携して行うことにより、観光の活性化もおこなう。5.最後にイベント実施に伴い、訪問客に対してT15に公布した人口増加のための優遇施策(※5)を再度広く広める。
 なお、これら施策の実施にあたっては、顧問である佐々木氏および経済アドバザーであるエミリオ氏に適宜相談し、慎重に運用するものとする。

※1.http://richmam.xtr.jp/neokingdom/idress/fuel_plant/index.html
※2.高度な代用燃料(技術)または燃料用トウモロコシ(アイテム)開示申請予定(?)
※3.トウモロコシ畑(施設)開示申請済み
※4.「世界忍者国秋の大運動会2011」企画中。http://richmam.xtr.jp/neokingdom/?%B9%F1%C6%E2%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8%2F%A3%B3%A3%B3
※5.人口対策公示文
http://richmam.xtr.jp/neokingdom/?%B8%F8%BC%A8%CA%B8%2F%A3%B2%A3%B0%A3%B0%A3%B9%A3%B1%A3%B0%A3%B1%A3%B3%A1%DD%A3%B0%A3%B1

11:玄霧藩国
 玄霧藩国内では、以下のように経済問題への取り組みを進めていく方針です。

 なお、前提として、現時点での玄霧藩国内には国民がおらず、国外へ避難している状態であるため、
まず第一に国民の帰還の実施を行う上で、経済問題に対処していく事になっています。

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1.国民が帰還してくる前に、貨幣価値が崩壊したままでも藩国の運営ができるよう、各公共機関を物納型のシステムに切り替える。
2.(国民帰還後)国民・商人間などにおける物々交換などのレートを参考にしつつ、公共機関以外における資産の動きについても、
 物納型のシステムで対応できるように切り替え、国民の生活基盤の安定に努める。
3.交換時に中心として扱う物資は『食料』とし、藩国は(貴金属などの資産をまわして)食料の確保を優先的に行う。
4.ある程度情勢が落ち着いてきたのを見計らって、藩国側から、貨幣を用いた取引を再開していく。


 情勢がまず沈静化するまでは、物納型の経済システムを一時的に採用して、とにかく国を動かし、
それと同時に『食料』を代替貨幣として参考基準に用います。
 そこから更に安定化が進んで初めて、貨幣に手を出す事になります。
 具体的には、藩国が『食料』を使って『貨幣』の買取を行う事で、貨幣に資産的価値を付与していく訳です。
(○にゃんにゃんでなにができますよ、というのを明確にしていく形で進めれたら、と考えています。もちろん、藩国の保有資産に限界はあるので、貨幣買取は限定的になります。ただし、継続して何度も行う予定です)

 玄霧藩国の財政再建は、藩国の情勢回復・国内公共機関の安定・流通の段階的回復を経て、貨幣価値の回復へとつながっていきます。


15:ナニワアームズ商藩国
ナニワアームズ商藩国では、以下のように経済問題への取り組を進めていく予定です。
よろしくお願いします。

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ナニワアームズ商藩国経済政策案

ナニワアームズ商藩国においては、当面の資金の信用回復への取り組みとして国庫資金・および資材の透明性を広く国民の皆さんへお伝えできるよう、政策での開示を行っていきます。
長期的な経済発展のイメージとしては、衣料品や繊維、ファッションを主軸とした経済発展を行い、

一方で冶金工場等で研鑽された冶金技術や彫金による資源の高付加価値化、及び燃料からの炭素繊維の開発による用途拡大を行います。
産業基盤を1点に集中し過ぎず、情勢変化に柔軟に対応できるバランスの良い経済発展を目指します。

また、『ニューワールドにも甲子園を!』を合言葉に経済活動によって得た利益の一部をスポーツ振興と教育に還元する事で将来の担い手達の育成に力を入れたいと考えています。


16:フィーブル藩国
 フィーブル藩国では、経済問題への取り組みとして以下を予定しています。

・生活必需物資に対して、インフレが収まるまで一時的な価格統制や配給制など公正な配給割当を実施や周知を行い、同時に買い占めの取り締まりを徹底する。
・大統領府の経済政策に批准しつつ、基本的に聯合国と協調する。また、主に食糧との物々交換を基本とした他国への支援を行う。
・可能な限りの緊縮財政を行い、しばらくは経済の発展よりも経済の安定を主軸とする。
・ライフラインの他に、情報インフラの維持にも尽力する。

 以下は、インフレが収束した段階で、経済専門家などの意見で問題ない場合に限りでの予定です。

・食糧や食材の特産品や、農業機械などの研究や輸出に努める。
・共和国の情報インフラの整備や情報サービスの提供、光ファイバーの輸出などに努める。


23:キノウツン藩国
○前提
まず、今回の問題に対応する上で最も重要視するのは「協同」及び「明示」とする。
 
問題対応にあたっては共和国全体としての統制が不可欠であり、
貨幣価値の信用回復には政府が主体となって明確化された行動を外部へ示さねばならない。
 
 
○具体的方策
具体的方策についてはその時の経済状況により
短期的方策と中長期的方策の2種類を策定し対応する。
 
・短期的方策
短期的方策としては、
1.当面の間、燃料や食料等の生活必需品を政府から配給し、また配給分以外にも
  共和国通貨と交換できる物資を市場へ段階的に流通させてゆく。
2.各種公共機関の利用及び税の支払い等、公の物・サービスへの対価支払いの際には
  共和国通貨による支払いに対し一定の優遇率を設定し、共和国通貨の価値の向上を図る。
3.治安の確保された市場取引を成立させるべく、
  政府は物々交換/金銭売買に拠らず国内での市場取引が麻痺しないよう各種支援を講じる。
 
・中長期方策としては、
1.政府は各種物資の価格が乱高下しないよう、各種物資の参考価格を設定し、
  そこから大幅な価格差異が見られる場合には、
  直ちに対応に移ることの出来る仕組みを構築していく。
 
2.帝國の国家、特に宰相府藩国と聨合しているキノウツン藩国としての強みを活かすべく、
  参考価格の策定や此度のインフレのような緊急事態時に
  藩国民の暮らしが脅かされることの無いよう、
  帝國通貨⇔共和国通貨の併用についてどちらかの通貨が駆逐されない為の
  バランスを考慮した上で、切り替え運用が行える為の
  各種整備を進めていく。その際には、藩国内の法の神の僧侶に法律的な助言を受けた上で、
  何よりも国民生活の安定を主眼とした経済運用を図る。


24:紅葉国
紅葉国では以下に沿って経済問題へ取り組みます。

・これまでファームは破産者の救済として機能していたが、福祉面の強化として今後は収益を藩国の生活福祉の向上に割り当てる。破産者への直接的なフォローは減るが、富の再配分により破産しにくくなることを狙う。

・カジノ、レディ・ルーシーを公社に準じたものとし、収益を国民の生活向上の為に再分配する。計画的再配分のため、再分配の内容を話し合う藩王、逗留ACE、設定国民の代表を含めた評議会を設置する。会議の長期化を避けるため最終的な議決権は藩王が握る。

・経済設計の変更にあわせて、土建から一歩離れた観光資源を推進する。
 具体的には綺麗な海等の自然環境や、海洋系の生物資源から作れる工芸品の作成等を推進する。並行して展示会やコンクールのような発表の場の設置、生活保証の充実、流通・販売の公営企業設立を行う。

・カジノのチップを地域通貨として発行、食料や日用品の値段を全部地域通貨でつけ直し、経済活動を安定させる。中長期的にはわんわん貨幣での支払いも受け付け、国内に複数の通貨が一定量存在する体制にすることで、特定の通過の破綻で壊滅的な被害を受けないようにする。

・上記に伴い、経済が安定するまで必需品を中心に価格設定に政府が介入する経済統制を行う。


25:羅幻王国
 当国では下記政策に基づき、流通対応・商業対応の2項目3案件において、
・貨幣基盤、貨幣価値・信用回復対策として自国で考えた・自国で効果があると思う対策案
を提出致します。

【経済復興における表明布告】
http://hasta.sakura.ne.jp/I=Dress/Kingdom/BBS/cbbs/cbbs.cgi?mode=one&namber=200&type=172&space=15&no=1

●流通対応
・『カルボナート』『ロンズデーライト』両輸送列車ならびに藩国『工兵』隊・『整備士』隊は、
 流通路開発と機器整備において、陸運流通の更なる拡充を目指します。

・『スピネル』『コランダム』両級輸送艦ならびに『海軍兵站システム』による
 燃料サーチャージの割引等において、海運流通の更なる拡充を目指します。

●商業対応
・『初恋運輸』をはじめとする藩国総合商社連盟は、藩国『商人・冒険商人』を率い、
 共和国の商業機能の育成という形で『大規模商業施設』を拠点とし、
 さらなる流通と産業・雇用促進につなげ、内外国貿易業務を行いやすく出来る様に提示致します。


●EV165産業育成準備(商業機能の育成)
・商人(職業)
・工兵(職業)
・整備士官(職業4)
・スピネル級大統領府輸送艦(艦船)
・コランダム級経済的輸送艦(艦船)
・カルボナード兵器輸送列車(技術)
・ロンズデーライト大型輸送貨車(技術)
・海軍兵站システム(技術))【燃料消費:軽減率⇒20%】
・初恋運輸〜ふぁーすとらぶ・えくすぷれす(組織)
・大規模商業施設(施設)

 以上、何卒よろしくお願い申し上げます。


33:無名騎士藩国
 無名騎士藩国では、ながみ村により生産された野菜の国民への供給が現在行われていますがそれに対し、国により農業機械を買取り、希望する農家に対し農業機械と野菜の交換を行い、それを通した国内農家に対する普及の推進を行い、食料生産の更なる向上を目指
します。
 それとともに、我が国の農業機械や野菜と鍋の国さんのトラックの交換による輸入、および鉄道の使用による安定した国内流通の維持を行うことで、国民に食料やモノが確実に行き渡り、貨幣を用いることでそういった物品が確実に手に入る状況を作っていきます。

 また、デフレによって職業を失った人々のために職業の斡旋を行い、特に機械技術者にはメタルボディの整備などの職業の斡旋を行うなどし、通貨信頼が復活した後の職業支援も同時に行なっていくことを計画しています。


34:リワマヒ国
●全国で行う対応案

○当施策による目的
 食料ベースにした通貨の価値の確定を行い、食料と通貨の交換を可能にして各流通における資産価値の確保を行う。

○施策における目標及び条件
1.生産者に対して、通貨による対価を支払う事により生産者の生活安定及び、関連経済への波及を目指す。可能であれば、買取の際に大統領府などから資金貸し付けをおこなってもらい、通貨による食料のやり取りが可能になるように下地を作る。

2.NACもしくは以前話に出ていた経済グループを形成し、それらによって食料に適正な価格をつけることで、食料と通貨の交換を可能にして現金に一定の価値を持たせる。

3.自力で食料を購入できない状国はFROGに支援の要請をする。このとき直接食糧を送るのではなくFROGに助成金という形で資金をおくり、一度市場を経由させて市場での取引の下支えをしてもらうようにする。(ただし、FROGを当てにした買い控えなどが有る場合には行わない)

4.購入価格などを新聞・業界紙などにより一般公布して食料の価格について一般公知を行い、現金を介在した取引が目に見えるようにする(=通過に価値があることがはっきりわかるようにする)ことで現金を使った市場の有用性をはっきり示し、それを利用することで市場の利便性や必要性を一般に認識させる。


●国内での対応案

1.他国との関係を強化し部品産業での働き口を確保する。

2.同時に食糧生産、外食関係にも力を注ぎ、食糧供給を安定させる。

3.1,2,を同時に行って経済発展のループを作る。
部品産業で稼ぎ、そのお金で国民さんたちは暮らしを安定させる。同時に国民さんたちの食糧事情を豊富な食糧生産と安価な供給で支え、国の人口を増加させられる状況を作る。やがて新しく生まれた人たちが成長したらその人たちにも部品産業、食糧生産で働いてもらい、これを繰り返して緩やかな経済発展を目指す。

4.政府の活動は食糧供給の安定(必要ならば国庫からの食糧の配給など)やライフラインの確保(関係施設の職員へは現物による給与支給を行い市場の安定に伴い現金支給に徐々に移行する。必要なら燃料、生物資源の配給も行う)といった必要事項を優先して行う。必要であれば各国と協議して関税などの調整も行い取引の停止等の問題を防ぎ、また食糧確保の難しい国への優遇措置を行う。

また、この計画を安定させるために治安維持(施設への猫士さんたちの派遣し給料は、巡回ロボットの活動)を継続して行い、住居や工場のための土地開発は自然破壊に気をつけつつ、植物と共生できるような発展を目指す。
ことのき他国の土木技術の流入などについては、使用される技術のチェック、土木計画の検討や環境アセスメントの厳格な実施を慎重に検討の上、導入を視野に入れる。

以上よろしくお願いします。


35:ゴロネコ藩国
共和国の極度のインフレへの対応のためのゴロネコ藩国の経済政策です。

■当面の経済政策
1.燃料や食料などの生活必需品と紙幣を政府が設定した統制価格で交換できるようにいたします。
価格の統制を行うのはインフレの悪化を防ぐための処置です。
また燃料や食糧など、直接のライフラインにかかわる部分は、国庫解放での配給も行います。
価格の自由化の時期については、経済の専門家と相談しつつ調整し進め、随時方針を国民の皆様に伝えていきます。
2.大統領府の経済政策の方針に批准して聯合国を始め共和国各国と協調して経済政策を進めます。

■中長期的な経済政策
1.インフレへの対応のため可能な限り大幅な緊縮財政を行います。
公共事業、公共投資の大幅削減などで、歳出を出来る限り減らす事で、国内市場の規模を引き締める事を目的とします。
2.聯合の規模を縮小します。
歳出削減のために現在の大規模聯合は規模の縮小を検討しています。
聯合の縮小での混乱や問題が起こらぬよう準備を進めます。
3.経済状況回復後の財政方針としても、経済の成長ではなく、経済の安定を目的と定義します。
経済の成長によるメリットより、経済が不安定になる事のリスクに対しての方が、政府としてより大きな責任を持つべきとの判断からの方針です。

ゴロネコ藩国摂政 YOT




 各国の案はそれぞれの国の事情により違ってくる。しかし折角の共和国全体の経済政策である。鍋の国風で言えば「鍋奉行は鍋をした後の雑炊(うどん)まできっちりと面倒をみるべし」と言ったところであろうか? 
経済対策チームは全体の経済政策案を立てた後は各国の経済政策へのアドバイスを行う事とした。それは経済の専門家である経済専門家としての視点、はたまた本国ではない他国という第三者の視点から見たからこそわかってくるそんなアドバイス。
経済対策チームは各国の企画書・提案書を検討・精査し、時には現地に飛び国事情を知りふまえた上で、その案がより良くなるようにフォローを入れたり、逆に更なる問題を抱えそうなものは廃案や代替案の相談を、国同士が連携できそうな案は協力を求めるなど、相談にアドバイスに各国をとびまわることになったのである。アドバイス自体は希望制ではあるが、経済対策チームは各国の代表と経済専門家達の混合チームである。共和国全体の政策を立てている間に同じ鍋(釜の飯)を食べた戦友である。採用するかどうかはともかくも、戦友の話を聞き、それを参考に自国の経済政策を修正するのに拒否感を持つという事もなく、自然と皆で皆の共和国の経済を守ろうと歩みを合わせたのである。

#経済専門家
#*経済専門家は経済関係の判定を行うときに+10の修正を得る。(各国の経済政策だって検討・精査チェックしてアドバイスフォローしちゃうよ♪)




共和国共同の経済政策:くにのあした

 専門家や各国首脳陣が集い、案を出し、そして実行。経済政策には国民一人一人の協力も必須である。特に経済は一国だけでなく各国が密接な関係にある。一国の不況が別の国の不況へと繋がる。経済が回復すれば市場を再開し、経済も活発化され、産業育成も待っている。明るい未来、明日を目指した共和国経済政策。


共和国の経済の夜明けは近い。

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